ごあいさつ

松井先生挨拶

近年、ニート、ひきこもりなど、若者の抱える問題が深刻化しています。

若者が直面する最も重要な問題は、自立を支えるための「就労」です。
なかなか就職活動をしない、就職したけれどすぐ辞めてしまう、
などと言われますが、彼らは働きたくないのではなく、
人とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、
自分に合った働きの場がなかったりして、働きたくても働けないでいるのです。

本人はもとより、ご家族も自立できない若者の年齢が上がるにつれ、
次第にあせりが深まってきます。

そんな人の悩みを聞き、
一人ひとりに合った自立への手助けをする場が必要です。

誰もが大切にされ、輝いて生きられる社会づくりを目指し、
NPO法人市民社会研究所は、行政、企業、学校、他の若者自立支援NPOと
ネットワークを組んで、北勢地域若者サポートステーションを開設します。

NPO法人市民社会研究所 代表理事 松井真理子

前任の西川所長より事業を引き継ぎます 田中と申します。

未だ持って『働きたい』と思っても踏み出す事ができない『自立しなくては』と思っても、どうして良いのかが解らないなどの悩みを持った若者が多くみられます。
そのような状況の中で、昨年度より『北勢地域若者サポートステーション』が発足して約1年になります。おかげさまで利用者の方々より大変ご好評を頂いております。
今後も相談に来ていただく方の目線で、皆様方のご相談をお受けしたいと思います。若者・保護者の方々のご来所を心よりお待ち申し上げます。

北勢地域若者サポートステーション 所長 田中 豊